2020.03.05
ラオス 新型コロナウイルス感染国からの渡航者に対して14日間の自己観察を要求
○5日,ラオス保健省は,外交団,国際機関,報道機関等に対し,感染国からの渡航者に関する措置についての説明を行いました。
○感染国からの入国者(外国人かラオス人かを問わない。ラオス国内の被雇用者を含む。)のうち,発熱や咳等の症状がない方(感染確定者と濃厚接触があった者を除く。)は,14日間の自己観察の対象となります。「自己観察」の場合、通勤を含む日常的な外出を行うことは可能です。
○感染国からの入国者で発熱等の症状がない方のうち,感染確定者と濃厚接触があった方については,14日間の「居所待機」の対象となり,外出できません。
○ラオス政府の対応は今後も変わる可能性がありますので,引き続き大使館からのお知らせに注意してください。
1 5日,プートン・ラオス保健省副大臣は,外交団,国際機関,報道機関等に対し,以下のとおり説明しました。
2(1)感染国から入国する渡航者(外国人かラオス人かを問わない。ラオス国内の被雇用者を含む。)のうち,発熱や咳等の症状がない者は,入国後14日間の「自己観察」(Self-monitoring)を行うことが求められる。
(2)「感染国」については、感染者数にかかわらず,感染確定者が報告されている国がすべて含まれる。
(3)「自己観察」の期間中,通勤を含む日常的な外出を行うことは可能であるが,人混みは避け,可能であればマスクを着用することが推奨される。毎日検温して発熱,咳,のどの痛み又は呼吸困難の症状がないか自己観察する。
3(1)感染国から入国する渡航者のうち,発熱等の症状はないが,感染確定者と濃厚接触した者については,入国後14日間の「居所待機」(Home quarantine)を行うことが求められる。
(2)「居所待機」とは,自宅や宿泊先から外出しないで,食料や日常品についても差し入れてもらうもの。医療関係者が毎日電話で体調を確認する。
(3)なお,団体渡航の場合で,グループ内に濃厚接触者が居る場合には,グループ全員が指定された場所に14日間「待機」(Quarantine)させられる。
4 ラオス政府の対応は今後も変わる可能性がありますので,引き続き大使館からのお知らせに注意してください。
5 ラオスへの渡航を計画されている方は,引き続き以下の点に注意してください。また,
○ 渡航前に自分の体調をよく確認してください。仮に発熱等がある場合は,渡航の中止又は延期を検討してください。
○ 我が国の厚生労働省の発表によると,高齢の方,糖尿病,高血圧等の循環器系疾患や呼吸器疾患等のある方は,重症化しやすいとされています。また,妊娠中の方は,念のため,重症化しやすい方と同様の対応が望ましいとされています。体調に異常がなくても,健康に不安のある方や感染して重症化するリスクのある方は,渡航の是非を医師に相談するなどしてください
【問い合わせ先】
在ラオス日本大使館領事班
開館時電話:021-414-400~403
閉館時緊急電話:020-5551-4891
メール:consular@vt.mofa.go.jp