2017.03.28
カメルーン 髄膜炎感染の疑いのある人の死亡が確認されました
カメルーン在留邦人の皆様
ヤウンデ市内で髄膜炎(meningitis)感染の疑いのある人の死亡が確認されました。また髄膜炎ワクチンには2種類あり,内1種類(4価)が今回確認された髄膜炎に効果があることが分かりましたので,本メールを送信します。
【WHOからの情報】
3月9日、ヤウンデ市コンデンギ地区にある中央刑務所内で髄膜炎の感染患者2名が確認されました。現在まで、感染患者23名が確認され、内9名が死亡しています。今回の髄膜炎はY型とW135型が確認されています。
【髄膜炎ワクチンについて】
カメルーン渡航の際に推奨されている髄膜炎ワクチンには2価と4価の2種類があり、2価はA型とC型、4価はA型、C型、Y型とW135型に効果があります。今回ヤウンデ市で確認された髄膜炎に対して、2価ワクチンは効果がありません。
在留邦人の皆様におかれましては、以下の点に注意して下さい。
1 4価ワクチンの接種を受けること
2価ワクチンの予防接種受けた方又はどちらのワクチンの予防接種も受けていない方で、カメルーンを渡航される予定のある方は髄膜炎4価ワクチンの予防接種をお勧めします。
2 4価ワクチンの接種については、可能な限り渡航前に接種を受けること
3 やむを得ず、カメルーンで接種を受ける必要がある方はヤウンデ市内にあるパスツールセンターでの接種をお勧めします。同センターの場所が分からない方は、荒田までご連絡を下さい。
ご不明な点がある場合、いつでも荒田までご連絡をお願いします。
在カメルーン日本国大使館
領事 兼 警備対策官 荒田 雄二
(+237)222-206-202/(+237)690-102-754
(+237)677-708-915
yuji.arata@mofa.go.jp