2021.05.01
アルゼンチン 行動制限措置の延長(~2021年5月21日)
【ポイント】
●30日、フェルナンデス大統領は、30日が期限となっている現行の行動制限措置に関し、5月21日まで延長する旨発表しました。
●日本への全ての入国者(日本人を含む。)は、出国前72時間以内の検査証明書を提出しなければなりません。また、入国時の検査が実施されます。
※所定の検査証明書フォーマットにスペイン語版が追加されています。
●出国前検査証明書を提出できない方は、日本への上陸が認められません。また、出発国において、搭乗前に検査証明書を所持していない場合には、航空機への搭乗を拒否されます。
●出国前72時間以内の検査証明書は、CentraLabにて日本政府所定の内容が記載された検査証明(英語)の発行が可能です。
●亜国内での新型コロナウイルス感染症の感染状況に鑑み、当館への来訪に際し、感染防止の観点から来訪者が窓口で密集することを避け、また迅速に対応させていただくため、事前に来館時間を当館と調整していただきますよう、ご協力お願いします。
【本文】
1 行動制限措置の延長
30日、フェルナンデス大統領は、30日が期限となっている現行の行動制限措置に関し、ブエノスアイレス市との間で係争中の学校の対面授業の禁止を含め同じ内容で5月21日まで延長する旨ビデオメッセージの形で発表しました。詳細は後日、必要緊急大統領令(DNU)にて発表されます。
2 変異種の市中感染の拡大
29日、科学・技術・イノベーション省は、プレスリリースを発出し、同省が所管する変異種サーベイランス調査(PAISプロジェクト)の新たな報告書を公表しました。
同報告書によると、4月中旬の1週間でブエノスアイレス首都圏において行われた調査において、全体の27.1%が英国型、31.3%がマナウス型、6.3%がリオデジャネイロ型、33.3%が俗に「アンデス型」と呼ばれるL452Q変異種であり、第1波の時点で流行していた従来型は僅か2%でした。
3 水際対策強化に係る新たな措置(厚生労働省発表)
(1)引き続き、日本への全ての入国者(日本人を含む。)は、出国前72時間以内の検査証明書を提出しなければなりません。また、入国時の検査が実施されます。
(2)上記、検査証明書を提出できない方は、検疫法に基づき、日本への上陸が認められません。また、出発国において、搭乗前に検査証明書を所持していない場合には、航空機への搭乗を拒否されます。
なお詳細は、下記の厚生労働省サイトをご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html
4 日本政府所定の出国前検査証明書に対応可能な当地医療機関
出国前72時間以内の出国前検査証明書については、可能な限り、日本政府が求める所定の検査証明書フォーマットのご利用をお願いします。
同フォーマットの利用が出来ない場合は、日本政府が求める必要事項(下記詳細)が記載されていれば、いずれの医療機関で発行された証明書でも有効とされていますが、航空機搭乗時及び日本入国時に検査証明の内容を確認するための時間がかかることがあり得るほか、搭乗拒否や検疫法に基づき入国が認められないおそれがあることをあらかじめご理解願います。
なお、CentraLabで日本政府所定の検査証明書と同様の内容が記載された検査証明書(英語)の発行が可能であることを確認しております。受領後、必要情報が正しく記載されているかご確認をお願いします。
日本政府が求める所定の検査証明書フォーマットが多言語化され、スペイン語についても追加されていますので、下記リンクよりダウンロードの上、ご利用ください。
・厚労省HP https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00248.html
・英語・スペイン語版 https://www.mhlw.go.jp/content/000769787.pdf
・日本語・英語版 https://www.mhlw.go.jp/content/000769988.pdf
5 当館領事班窓口にご来館の皆様へ(事前連絡についてのお願い)
アルゼンチン国内での新型コロナウイルス感染症の感染状況に鑑み、当館への来訪に際し、感染防止の観点から来訪者が窓口で密集することを避け、迅速に手続きをさせていただくため、事前に来館時間を当館と調整していただきますよう、ご協力お願いいたします。
なお、来館の事前連絡は当館領事班代表メール(conbsas@bn.mofa.go.jp)又は当館領事班代表電話(011-4318-8220)にて対応いたします。